2011年7月14日 (木)

『かむかむ』が増刷されました!(9刷)

2003年6月に発行した『かむかむ』(PHP研究所)が7月に増刷となりました。9刷目です。
6月4日の「虫歯の日」にご購入くださった方々が多かったのかも☆
ありがとうございます!

この絵本を作ったユニット「カムカムズ」の3人組で、生まれながらにして人が授けられている「生きる力」を日々の暮らしの中でパワーアップする技を伝える活動も展開しています。
絵本『かむかむ』シリーズをもとに、かむ、かぐ、にぎるの力を遊びを通して高める出前講座もやっています。

詳しくは、ブログ『カムカムズとあそぼう!』をご覧ください☆
http://d.hatena.ne.jp/kamukamuzu/

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2011年3月30日 (水)

「SOHO Cityみたか」のポータルサイトで、インタビュー担当してます

三鷹市の「SOHO City構想」がスタートして、はや12年。
この春、そのポータルサイトがリニューアルしました。
http://mitakabizstyle.com/

このサイトで、私と、やはり三鷹在住のサイエンスライターの萩谷美也子さんの2人が、インタビューコーナー「みたかstyleな人」を担当させていただいています。
私、安田知代がご紹介するのは、SOHO Cityを推進してきた方々。
そして、萩谷美也子さんは、実際にSOHOビジネスを実践していらっしゃる方々にインタビューしています。

私の担当で3月にアップされたのは、宇山正幸さん(まちづくり三鷹 経営事業部 シニアマネージャー)。
立ち上げからSOHO City構想にずっと携わってきた方です。

なぜ三鷹でSOHO支援が始められたのか、それがどのように発展してきたのか、そしてこれからどんな展開が予想されるのか・・・
宇山さんのお話には、「なるほど!」と「納得!」がいっぱいでした。

目次は、

1. 三鷹市職員に広がっていた自主研究ブーム
2.「自主研究会」の活動が、役所の風通しを良くした
3. SOHO CITYのモデルは、シリコンバレーだった
4. 有志のワーキンググループがSOHOCITYの基盤を作った
5. これから期待されるのは、コミュニティビジネスの発展
6. SOHOの経験を、コミュニティビジネスに活かしたい

http://mitakabizstyle.com/mitakastyle/column/2?page=1


大震災・東京電力原発事故からの復興のために、社会全体が大きな転換を求められている今、これからの地域社会のあり方を考えるヒントにもなると思います。

ぜひ、読んでみてください☆

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エフエムむさしの「キッタメ」情報コーナーで紹介されます

エフエムむさしの78.2MHzの「キッタメ」情報コーナーで、『懐かしの吉祥寺 昭和29・40年』が紹介されます。

4月1日(金)20:00〜20:45(本の紹介は、20:30頃)
4月2日(土)11:00〜11:45(本の紹介は、11:30頃)

「キッタメ」は、パーソナリティの吉田和美さんと、武蔵野市観光推進機構の栗原研一郎さんが、楽しい掛け合いで地域情報を伝えてらっしゃる番組です。

今回は、お招きにあずかり、3月28日(月)に収録のためにスタジオにうかがってきました。
本の紹介コーナーは5分ほどで、収録した会話をギュッと絞っての放送になるとのことです。
お聞きになれる方、聞いてみてくださいね☆

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取り扱い書店さん、増えてます

3月20日に発行された『懐かしの吉祥寺 昭和29・40年』、
取り合つかってくださる書店さんが増えています。

吉祥寺駅付近では、
啓文堂書店
紀伊國屋書店東急百貨店
ブックファーストアトレ
ブックス ルーエ

三鷹駅付近では、
文教堂書店
啓文堂書店

三鷹市下連雀1-9-19(吉祥寺通り、狐久保近く)の
高橋書店

あと、新宿のジュンク堂書店でも。

ぜひ、お手に取って見てみてください☆

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2011年3月19日 (土)

『懐かしの吉祥寺 昭和29・40年』が3月20日発売になります

 東北関東大震災と福島原発事故にともなうさまざまな混乱がつづく非常事態中での新刊のお知らせとなり、大変心苦しいのですが、企画提案から2年余のときをかけて丁寧に完成させた一冊です。
 お手に取ってご覧いただけたらうれしいです。

◆『懐かしの吉祥寺 昭和29・40年』のご紹介◆
 【内容構成】
次のような3部構成になっています。

 *昭和29年の新聞記事をまとめた『街の記録』
   井の頭プールでスケート!? ミス井之頭が吉祥寺を水着でパレード!?
   ……今となってはビックリの出来事が満載。
   良き時代の昭和の雰囲気を伝える新聞記事23点が掲載されています。

 *昭和40年の写真をまとめた『街の記憶』
   高度経済成長が加速する時代、吉祥寺駅と周辺は大混雑。
   状況改善のために、道の整備や駅の改築が進められている様子も分かります。
   北口周辺、駅構内、名店会館周辺、井之頭踏切周辺、南口周辺、合わせて53点の写真を収録。

 *昔と今の街を比べる『吉祥寺の今昔』
   駅や街の12カ所を、昭和40年と平成22年の写真で比べます。
   (例外的に別の年代の写真も何点か収録しています)
 
◆写真・土屋恂/編・安田知代  ◆出版元/㈱文伸/ぶんしん出版
◆A4変形 120ページ(天地257×左右210)  ◆1,800円(税別)

【取り扱い書店】
 啓文堂書店吉祥寺店
 文教堂書店三鷹駅店
 紀伊國屋書店東急百貨店吉祥寺店
 ジュンク堂書店新宿店


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2011年3月 5日 (土)

ツイッターは、思いや行動を揺すぶる!

遅ればせながら、ツイッターを始めた。

始めてみたらオモシロイ。
何がオモシロイって、自分が興味のある物事や人に関する情報がどんどん増えていくこと。
そして、それに背を押されて行動したくなること。
私にとっては予想外の画期的な出来事だ。

例えば、私はマエキタミヤコさん(クリエイティブディレクター/コピーライター/sastena代表)(*注1)をフォローしていて、そのおかげで、瀬戸内海の上関で中国電力が原子力発電所の建設工事を強行しようとしていることを知ることができた。

2月22日、パリ滞在中のマエキタミヤコさんがツイット。
「とにかく今すぐ、このユースト見てください。上関が大変です!」

これを追って、私は初めて(・・・これまた遅ればせながら(^^;)ユーストリームの中継でただならぬ現場の状況に触れたのだった。

なんだ、これは?
船に乗ってるのは誰? 浜辺で座り込んでいるのは誰? 人の壁を作ってるのは誰?・・・と頭が「?」だらけになっていると、

「これがほんとの市民メディア。上関で今おこっていること。インタビューしてる。エライ。 緊急転送どんどん希望。マスコミのみなさん、現場へ急行してください!みんな見て!」
とマエキタさんのツイットが続く。

「上関がタリハール広場になっとる!今すぐみんなで見守って!見ることが力になる!730人視聴中」
「こらー、こらー、下がれー、中国電力ー」
「落ちちゃった。しんぱいだー」(←ユーストリームの中継が途切れた)
「落ちてても、見守ってるよ。じーっと見てマス」
「海側から見られた。こっち、こっち。もー、やめなさいよー、中国電力ー、そんなことして何になる!」
「今日現地入りした中電作業員、この状況は聞かされていなかったらしい。」
「レポーターのキャラが礼儀正しくて、かわいい。おお、送信も太陽光なのか。えらい。37時間ぶっとおしリポート。倒れないでね。」
「うわー、やめて、やめてー。工事の強行って、危ないよ!!!もういらないよ、原子力発電、こんなことして作ってるんだったら、私もう、電気使わないから。やめてー」

・ ・・といった具合に、マエキタさんはユーストリームを見ながら続々とツイットしてくる。

マエキタさんは、従来のいわゆる「反対運動」のやり方とはひと味もふた味も違うやわらかな「チャーミングアプローチ」で、社会のエコシフトを後押ししてきた人。
彼女の言葉は、ここでもしなやか。フツーに話してるみたいでいて、他の人にはできない発言だ。ダイレクトに、ここぞというところに焦点をぴったり合わせてる。

途中、どうやら彼女に反感を持っている人から「革命気取りの馬鹿がまた一人」というメッセージを受け取った彼女は、「バカでおおいにけっこう」なんて応酬もしていた。エライ!

追って、中国電力への抗議を送るように連絡先、現地の海に住むカンムリウミツバメが天然記念物で国際保護鳥であるという情報、マスメディアへの取材要請するための連絡先etc.・・・短いツイットの数々から発信される情報量の豊富なこと。

がぜん上関の原子力発電所建設計画とその状況に関心を持つに至った私は、まずはユーロスペースで上映中のドキュメンタリー映画『ミツバチの羽音と地球の回転』(鎌仲ひとみ監督作品)を3月1日に観に行った。
上関原発の予定地である上関の田ノ浦海岸の向かい側、海をはさんで3.5kmに位置する祝島で28年前から反原発運動をしている島の人々のドキュメンタリー映画だ。自然エネルギー発電を画期的に推進しているスウェーデンの現状も織り込まれている秀逸な映画だ。

で、私もツイット。
「『ミツバチの羽音と地球上の回転』見てきました! 自然、エネルギー、未来について考える指針になるいい映画です☆ まだ見てない人、ユーロスペースに行こう!今日なら映画の日で千円!18:30の上映があるよ! 祝島の自然と人々と出逢おう~☆」。

「『ミツバチの羽音と地球の回転』は原発反対を巡る祝島の人々のドキュメンタリー映画なのだけど、おばちゃんたちの花柄の割烹着とか農作業用の帽子とか、ピロンと開いて干されているタコとか、売り物にならないたくさんのビワをむさぼる豚ちゃんたちとか、かわいくて愛おしい映像にも満ちていたなー☆」

そして、やはりマエキタさんのツイットで知った3月2日の『モラトリアム・カミノセキ』記者会見にも行ってみた。
恵比寿のカフェで開かれたこの集まりで発言されたのは、鎌仲ひとみ監督、マエキタミヤコさん、「虹のカヤック隊」のらんぼうさん、ap bankの田中優さん、ドイツ文学翻訳家の池田香代子さん、高尾山のケンジュウノカイの坂田昌子さん。
各氏がそれぞれに明快で説得力のある発言をされる様子は、ユーストリームで配信されていた。

私は私でまたツイット。
「今日「モラトリアム・カミノセキ」の記者会見に行ったよ☆瀬戸内の祝島&上関で、中国電力の原子力発電所建設をめぐる対立が緊迫している今、ひとまず休止して、みんなで話し合って解決策を探ろうよという賢明な声かけ!→見てみて!http://sustena.org/kaminoseki/」。

そしてユーロスペースのチラシで知った『ISEP設立10周年記念シンポジウム〜これまでの10年を振り返り、これからの100年を展望する』にも、昨日行ってきた。
ISEP(*注2)所長の飯田哲也さんとは直接的なお知り合いではないが、企業のCSR報告書の「ステークホルダーダイアログ」の有識者として発言していらっしゃるのを傍らで取材したことが何度かあり、かねがね注目している方である。

シンポジウムでは、原子力発電の危険性と限界についてや、自然エネルギー活用の進捗と課題についてなど、広い視野で持続可能な社会の実現のために必要なことは何かをあらためて学ぶことができた。

それと同時に、飯田さんもおっしゃっていたが、マスメディアで伝えられていない情報がツイッターやフェイスブックなどのSNSでどんどん伝わって、社会を大きく動かそうとしている現実に新たな希望を感じた。

・ ・・とまあ、私はこの10日間ほど、ツイッターからもたらされた情報によって行動に駆り立てられ、行動したことによって、さらなる行動の指針となる情報に出会うという連鎖を生きている。

私自身のツイットはというと、まだまだ考え考え、おそるおそるで、ぎこちない。
でも、どうせツイットするなら、よい響きを生む言葉を伝えたい。
フォローしてくれているのは友人知人+αでわずかとはいえ。

しばらくは、重要ツイットをする人々をフォローしつつ、賢明かつ共感できる伝え方を学んでいきたいと思ってます。

(*注1)マエキタミヤコさんは、近年のクールな環境系のムーブメントの仕掛け人のひとり。「100万人のキャンドルナイト」の「でんきを消して、スローな夜を。」、「くじらキャンペーン」の「で、ホントのところはどーなのよ クジラアンケートに答えてね」、ピースパレードの新聞広告「わたしはせんそうに、はんたいです」の「ぬりえピースプラカード」など、心にまっすぐ響くコピーと仕掛けの数々は彼女の手による。著書『エコシフト』(講談社現代新書)もおすすめ。
http://www.sustena.org/

(*注2)ISEP=『NPO法人 環境エネルギー政策研究所』。持続可能なエネルギー政策の実現を目的として、地球温暖化対策やエネルギー問題に取り組む活動を展開している。市民ファンドを活用した市民風車、太陽光発電事業なども発案・実現化している。
http://www.isep.or.jp/

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2011年2月25日 (金)

エコ生活の棚卸し&コミットメント発表!

私の毎日の生活におけるエコ度は、かなり高いつもり(^^)v
エコロジカルな生活を、おおらかに気持ちよ〜く実践しています。
身体にも心にも気持ちいい、それが指標です。
眉間に皺よせてがんばったりなどはしてません(念のため)。

では何がどんなふうにエコかというと、

移動は、自家用車は持ってないので、もっぱら歩きと自転車と公共交通。

掃除は、掃除機を10年くらい前に売り払ってしまい(あの音と生ぬるい排気と匂いがイヤだった)、以来、ホウキと雑巾。
お風呂の残り湯は翌朝の洗濯に使っているし、水回りの掃除には、重層やクエン酸を活用してなるべく化学洗剤は使わないようにしている。

食材は、主なものは生活クラブ生協の国産中心。
ご飯は、知人から自然農法のお米を買って家の精米器で精米していて、野菜はなるべく近所の農家で調達したり、八百屋やスーパーの地元野菜や国産野菜を優先したりしている。
もちろんパスタやマスタードやオリーブオイルなんかは輸入品だけど、トータルのフードマイレージは平均的な家庭よりかなり低い方じゃないかと思う。

もちろんエコバッグ派。

・・・とまあこんな生活スタイルがこの10年ほど定着しているのですが、でも、ふと見直してみるとゴミがなにげに増えていたり、皿洗いするときの水の使い方がアバウトになっていたりするんだな、これが。

実は今月、エコに関する連載の仕事がひとつ終わった。
某企業の社内報で「地球は今・・・私たちにできることは?」というタイトルのコラムを一年間、毎月書かせていただいていた。

世界で深刻化している水不足とか、
地球の気候変動とか、
電力発電の現状と課題とか、
生物多様性の危機とか。
そうした地球規模の環境問題の現状を広い視野で眺め、では、私たちは暮らしの中で何ができるだろう?と考えるというスタイルの連載だった。
おかげで、私自身も一年かけて生活の中のエコ行動を棚卸ししてみることができたのでした。

で、棚卸しの結果、さっそく何をするか。
ここにコミットメントいたしまーす! ジャンジャカジャーン!!

1.洗濯機の汲み上げホースのモーターが壊れているのを直して、すすぎにも残り湯を使えるようにする。
2.皿洗いのとき、水を細出しにする。
3.しばらく洋服は買わないで、あるものでやりくりする。
4.食材をもっと有効利用する(例えば、ジャガイモの皮もフライとかキンピラで食べちゃうとかね)。

あと、自分の生活の見直しはもちろんなんだけど、トイレの流し水などには水道を使わないようにするとか、原子力発電所をこれ以上造らないで電力をまかなえるようにするとか、社会の大きな仕組みを変えるために自分なりにできることもしていきたいなぁ・・・

などと考えていた折りしも、昨年12月に一度講師をさせていただいた三鷹市社会教育会館での市民大学・総合コースの「『環境の時代』のまちづくり」の講座でペオ・エクペリさん(スウェーデン人の環境コンサルタント)がワークショップを担当されると知って行ってきました。

グループに分かれて、スーパーやレストランのエコ度をアップさせるために、一人ひとりがどんなふうに働きかけることができるか、アイディアを出し合った。
そして最後に二人一組になって、「どこに」(スーパー・コンビニ・レストランのひとつにマルをつける)、「いつまでに」、「何を」、「どうするか」、自分のコミットメントを相手に伝え、伝えられた方がそれを紙に書き留める。それをお互いにやる。

こんなふうにして宣言するって、インパクトがある。
「やるゾ!」という気持ちにさせられる。
ペオさんのワークショップのハコビは、うまい!

というわけで、ここで今日の私のコミットメントをあらためて発表! ジャンジャカジャーン!!

「どこに」は、とりあえず暫定的に「スーパー」を対象としたけど、三鷹市内のお店は全部と言ってもいい。
「いつまでに」は、2月中の立ち上げ目標で、まずは3月末まで。
「何を」は、三鷹市内のエコ度調査。
「どうするか」は、レジ袋状況やエコポイントなど、いろんなお店の好事例を自らつぶやき、みんなからもつぶやきを集めようと思いまーす! 

世田谷区に住んでいた1999年、市民グループの『せたがや環境フォーラム』で「お店のラップ素材調べ」をした。
参加者がそれぞれ近所のお店で、「おたくでは何のラップを使ってますか?」と聞いてきて、その結果をまとめたのだが、統計結果もさることながら、あちこちのお店に「ラップの素材は何?」といろんな人が訪ね歩くことに意味がある。そう考えての調査だった。
今回も、そんなノリで始めてみまーす!

呼びかけたり集まったり、かつてはずいぶん労力がいったけど、今はツイッターなんて便利なものがあるではないか。
まずはアクション! やってみよう(^^)☆

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2011年2月18日 (金)

呼吸のこと

ときどき思いを馳せてみる。
地球は時速1700kmもの猛スピードで自転していて、
太陽の周りを時速11万kmもの猛スピードで公転している。
今日も私は三鷹辺りをうろうろしていたにすぎないけれど、
広々とした宇宙空間を、知らぬうちに旅していたことになる。

合気道を始めたのが2年4ヶ月前。以来、深い呼吸をするよう心がけてきた。
師曰く、
「私たちの周囲には、大いなる宇宙の知恵と力が偏在している。呼吸を通してその力をいただき、体中に響かせ、身体のすみずみまで行き渡らせるのだ」と。
それを「断定して行う」のが重要だとも。

宇宙が生まれ、何億光年もの時空のなかで地球が生まれ、生命が生まれ、果てしない営みの果てに今、私たちがいる。
私たちの思いも及ばないほどの知恵と力が働いているおかげで、私たちはここにいる。

私はちっぽけな存在で、大きな力に育まれ、抱かれている。
深く深く呼吸をしながら、イメージする。
深く深く呼吸をしながら、その力に身を委ねる。
余分な力みが抜けていく。
私の持てる力を、宇宙の意志のままに働かせていただきたいと素直に願う。

1分間の呼吸数を昨晩カウントしてみたら、3〜4回だった。日常的には、もう少し多いと考えても4〜6回くらいには収まるだろう。

『呼吸の本』(加藤俊朗&谷川俊太郎/サンガ)に、アメリカの研究者によると「普通の人の1分間の呼吸回数は平均十三回程度」と書かれている。
「女性は十四回〜十五回程度
 男性は十二回〜十四回程度
 専門家は十五回以上はストレス信号とみている」とも。
「もちろん十回以下ならなおいいですけど」と加藤俊朗氏は言ってる。

とすると、私はかなりいい線に達することができている。
思えば最近はイライラしたりプンプンしたりしなくなったし、ちょっとやそっとのことじゃ動じない。ドンと構えていられる。
深い呼吸をしていると、些末なことなど気にならなくなるのだ。

今夜は満月。
宇宙に思いを馳せるのにぴったりだ。

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2011年2月13日 (日)

饗応不尽〜このままが往生

先月、日本橋高島屋の『河井寛次郎展』に行ってきた。
「喜者皆美」とか
「新しい自分が見たいのだ、仕事する」
などの独特で味わいある言葉を綴った数々の書もあった。

こんな詩も掲示されていて、素晴らしい焼き物をたくさん残した「陶工」が、素晴らしい詩人でもあったことを私は知ったのでした。

 * * * * * * * * * * * *

    饗応不尽
無数のつっかい棒で支えられている生命
時間の上を歩いている生命
自分に会い度い吾等
顧り見ればあらゆるものから歓待を受けている吾等
この世へお客様に招かれて来ている吾等
見つくせない程のもの
食べきれないご馳走
このままが往生でなかったなら
寂光浄土なんか何処にあるだろう

 * * * * * * * * * * * *

しみじみ、そうだなぁと思う。
朝起きれば、お日さまの光を浴びて爽やかな空気を胸いっぱいに吸うこともできる。散歩をすれば、木々や草が季節を教えてくれる。いろいろな人と交流し、仕事をしたり、勉強したり、本を読んだり、料理をしたり、日々楽しむことはいくらでもある。
ほんとうにたくさんの物をいただきながら毎日を過ごしているものだと思う。

「制作においても、暮らしにおいても、いつも歓びでいっぱいの人でありました。いかなる苦難のときも、それを糧に乗り越え、歓びにかえておりました」
と愛娘の須也子さんが語る、しなやかで温かなお人柄だった河井寛次郎。
戦争中、物資不足で焼き物が作れなくても絶望せず、不平を言うことなどは絶対になく、のちに人の借金を背負ってもそれがさらなる創作活動につながると朗らかに構えていたという。

私も足ることを知り、世のために自分ができることをしよう。
そうあらためて思いながらも、いつか寛次郎の大きな壺を抱きかかえ、頬ずりしてみたいと夢想する。
足ることを知るのは難しいのだ。

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2011年2月12日 (土)

2010年振り返り

ながらくblogの更新をさぼっておりました(^^;
というわけで、昨年の活動をおおざっぱですがご報告しまーす!

雑誌『東京人』6月号(特集が『坂本龍馬の江戸東京を歩く』の号)で、巻頭エッセイのひとつとして『「?」のリレー』を書かせていただきました。要約すると、調べ物がいかに面白いかってことです(なんて言っちゃうと元も子もないか(^^;)。

それから雑誌『東京人』12月増刊『井の頭公園とジブリ美術館』では、5つ記事を担当。
*『江戸の旅人の足跡を追う』
*『木の穴から空を見上げるフクロウの気分になりたくて。』
   (童話作家の神沢利子さんのインタビュー)
*『ここに注目! 井の頭自然文化園。』
*『戦時下で、昆虫少年も大活躍した自然文化園オープン秘話』
   (須田孫七先生の話)
*『茶店あり、カフェもあり』。

・ ・・『井の頭公園*まるごとガイドブック』発行後、いろいろなメディアで井の頭公園のことを書いたり、お話ししたりする機会をいただきましたが、三鷹市市制60周年記念で三鷹市と『東京人』がタイアップして制作したこの特集号では、あらためていろんな方々にお話を聞くことができて、とても面白かったです。感謝。
今後も井の頭loveを伝えていきたいと思います(^^)☆

また、昨年は『かぐかぐ』と『にぎにぎ』の待望の増刷もありました。今後ともご愛顧をよろしくお願いします!
『かむかむシリーズ』を制作したユニット「カムカムズ」としては、昨年3月に『星と森と絵本の家』で行われた「絵本縁日」、7月に三鷹産業プラザで行われた「まるごと夏まつり」に出店し、来場された方々に「生まれながらにして持っている生きる力」に気付いていただくべく、かむかむ遊び、かぐかぐ遊び、にぎにぎ遊びを楽しんでいただきました。なかなか好評でした(^^)v

そのほか、例年どおりいろいろな企業のCSR報告書の制作をお手伝いさせていただきました。
そんなご縁から、三鷹市の市民大学の総合コース『環境の時代』で、「低炭素社会の実現のために企業はなにをしているの?〜環境報告書を読んでみよう〜」というお題で話をさせていただきました。講師を務めるという新たなチャレンジでしたが、近年のCSR報告書の動向をあらためて俯瞰するよい機会にもなりました。感謝。

一方、編集学校の「守」「破」、「みたか身の丈起業塾」などを受講し、濃密な学びの一年でもありました。よって、今年はパワーアップしての発進です☆
ちなみに、もうすぐ『懐かしの吉祥寺 昭和29・40年』を発行します。井の頭在住の土屋恂さんが、昭和29年に毎日新聞に投稿していた記事と、40年に吉祥寺駅が高架複々線化される過程を撮影した写真をまとめた一冊で、私が企画・編集し、解説を書いています。発行元は、『井の頭公園*まるごとガイドブック』と同じくぶんしん出版さんです。お楽しみに!

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2009年10月 4日 (日)

納豆茶漬けって?

今日(土曜)の昼頃、電車に乗った。
いつものように本を読んでいたのだが、途中、左の席が2つ空いて、若い女性2人組が座っておしゃべりを始めたものだから、ついつい耳がダンボになって読書は中断。

はじめのうちは、あっちのパン屋のあれが美味しい、こっちのケーキ屋のこれが美味しい、お姉ちゃんがケーキ屋でバイトしててあれこれもらってきたのが美味しかったとかいう話題だったのが、こんな話に。

●「この数日、私、納豆茶漬けにハマってるの」
▲「え? 納豆茶漬け? 納豆だったら、お茶かけないほうが美味しいでしょ」
●「それがね、ご飯に納豆のっけて番茶かけるの、美味しいよ。3日、そればっかり食べてんの」
▲「不健康だよ、そんなの」
●「でもすっごく美味しいんだから、やってみてよ。あ、でも昨日は納豆の代わりにサバにした。で、蒸しレタスと食べたの」
▲「あ、そのほうが健康的よ」
●「えー、ホントは納豆がよかったんだけど、納豆なくってさ。お母さんが『お金ないからサバにして』って言うんだもん」
▲「え? お金がないからサバ?」
●「っていうか、最近お母さん帰ってこなくて、って言っても帰ってくるんだけど、夜遅くに。今日も二日酔いで今も寝てて、だから自分でご飯作ってるんだけど、お母さんが買い物してないから納豆なくてね」

・・・ってところで私は乗り換えで電車を降りたのだが、その会話が耳に残った。若い2人の食生活や味覚や健康観も面白かったが、何よりも、いったいそのお母さん、どんなお母さんなんだろ?と想像が膨らんだ。
ついでに、思った。「アハハ、いいかも。私もときにはそういうお母さんやっても」って。
今までけっこう真面目にお母さんやってきた。「どんなにグレても、まっとうなご飯を食べさせていれば大丈夫」なんて考えて。
でもさ、たまにはズボっと手を抜くのもいいかも。こうして子どもは自分で工夫するようになるのだもの。

で、息子が試験勉強をすると言って友だちの家に泊まりに行ったのをいいことに、夕飯に「納豆茶漬け」、やってみました。
ホントのところあまり期待はしてなかったのだけど、なかなかイケる。納豆にお茶(もちろん彼女の言うとおり番茶にした)をかけると、豆がふっくら柔らかくなって、ふくよかな味わいが際立つのだ。
私も3日連続で食べちゃうかも。

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2009年9月24日 (木)

自転車でるんるん

爽快な季節になって、出かけるのが愉しい!
このところ、もっぱら自転車であちらこちらに出かけている。目的地は、たいていミュージアムや史跡や公園とか。
10キロ圏内、見たいもの、会いたい人を目指してペダルをこいでいく。
目的もさることながら、道中も愉しい。特に、土地の上り下り平らの変化を体感するのが面白い。なぜそこに湧水や史跡あるのか、なぜ道ができたのか、どうしてこんな街の広がりになったのか、土地の起伏を通して想像を巡らすことができるから。

シルバーウィークの一日は、府中へ。
三鷹の自宅から調布の深大寺を経由し、お目当ての湧水を眺め、そば屋が軒を連ねる参道の賑わいを楽しんでから、武蔵境通りに沿って多摩川べりに出た。
実は地図で下調べをしていたとき、武蔵境通りは避けようかと考えていた。というのも、車通りの多い広い道は好きじゃないからだ。それに昔からある「街道」なんかを通っていくほうが硬派でかっこいい気もしたりして。
ところが実際はこの道、最近整備されて舗道が幅広で、自転車レーンもある。なだらかな坂道を下っていくにはとっても快適。広い道もあなどっちゃいけないと学んだのでした。
おまけに、中央高速の高架線をくぐってからは舗道が狭くなってしまうものの、クスノキの並木が美しいし、多くの車が高速道路に逸れていくのか思いのほか車は少ない。よって、あいかわらず快適なのでした。

そして、多摩川!
川沿いの土手にあるサイクリングロードを走りながら、広々とした空、ゆったりと流れる川、そして対岸の丘陵や川上の山並みを眺めることができる。ちっちゃな富士山のシルエットが見えたのも感動(ああ、どうして富士山を見るとうれしくなるんだろう?)。
サイクリングロードには、ロードサイクルでスピーディに走る人や、ジョギングやウォーキングをする人もいるから注意が必要とはいえ、信号や車の通りがないからいたって快適。
秋晴れの光も風も心地よく、どこまでもどこまでも自転車をこいでいきたくなってしまった。なんたる解放感。
以前、二子玉川に住んでいたときに多摩川べりを走ったことはあったけど、これほどまでの爽快感はなかった気がする。たぶん、これは山並みの眺めによる効果だろう。

家に帰ってから、久しぶりに田山花袋の『東京近郊一日の行楽』のページを繰るうちに、こんな記述を見つけた。

「新緑の時には、井頭から深大寺に出て、それから調布、登戸、二子という風に歩いて行った。至る処、新緑の美は、口これを言う能わず筆これを記する能わずであった。中でも調布から相模丘陵を前にして、登戸まで行く間と、榎戸から用水の緑に添って溝の口の少し手先の大堰のあるところまで行く間が好かった。」

季節は違うけど、田山先生も調布から多摩川に向かう眺めが気に入っていたようだ。多摩川に出てから私は府中を目指して右(川上)へ、田山先生は二子を目指して左(川下)へと向かわれたわけだが。
今度、私も対岸に渡ってから左方面にも行ってみよう。

この『東京近郊一日の行楽』が発行されたのは大正12年(1923)。田山花袋は『江戸名所図会』を折々に参考にしながら東京散策をしている。『江戸名所図会』が発行されたのが天保5年(1834)だから、その2冊の間に89年の時が流れていた。
そして今、『東京近郊一日の行楽』の発行から86年。
私が『東京近郊一日の行楽』をひもとく感覚は、田山花袋にとっての『江戸名所図会』と同じようなものかもしれない。
時代にともなう変化があまりにも大きいだけに、変わらぬものを見つける感慨が深くなる気がする。

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2009年9月13日 (日)

路上観察のツボ

絵本『かむかむ』の挿絵を描いていただいた南伸坊さんが「ミュージアムトーク」をされると知って、『江戸東京たてもの園』の特別展「魅惑のカンバン・ハリガミ展」に行ってきました。

江戸時代から昭和にかけての看板や貼り紙の数々、そして南伸坊さんをはじめとする『路上観察学会』の方々の写真やイラストなどが展示された会場は、ほどよい狭さ。
「へぇ!」な軽い驚きや、「うふふ」な笑いを誘われながらゆっくり見て回って、疲労せず、物足りないこともなく、大満足。
『路上観察学会』の赤瀬川源平氏の写真、
「燃えないゴミは(金)だけです」の貼り紙とか、
藤森照信氏の写真、
「ヒルのサービス定食」の貼り紙などの前では、
思わずクックックとお腹の底から笑いがもれてくる。
こういう写真をあちこちで撮っては見せ合って楽しむという『路上観察学会』。いつでもどこでもすぐに始められる豊かな道楽だ。その道のツボをたっぷり教えていただいた。

会場の出口近くで上映していたビデオも面白かった。
昭和38年に東京都が制作した映像で、東京オリンピックを翌年に控え、街の景観を悪くしている立て看板を駆逐すべしと切々と訴えるナレーションとともに、吹きだまりのように空き地に所狭しと並ぶ看板を撤去したり、電柱や塀に幾重にもこびりついた貼り紙をこすり取ったりする作業員の人たちの白黒映像が流れる。
もちろん、そこには『路上観察学会』のようなユーモアはかけらもなく、「看板・貼り紙=駆逐すべき悪」の視点で迫ってくる。そして、それに対して美的景観を形成する「広告建築」なるものを「善」とする。
そういう時代の流れだったのだなぁ。

ミュージアムトークは、その会場で展示物を見ながらお話を聞く形式。
学芸員さんのアカデミックな解説と、あくまでウンチクを語らずに肩の力を抜いた南伸坊さんのお話。その対照的なスタンスが微妙にバランスよくて、楽しめました。

それにしても、帰りがけ、雨あがりの夕方の『たてもの園』の前庭が心地よかった。
シンメトリックな風景は、どこか遠くの国みたい。秋の虫の声が鳴り響く緑の空間に、意識が水蒸気のように拡散されていきました。

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魔法のお鍋

誕生日に、妹がル・クルーゼの赤い鍋をプレゼントしてくれた。
ずっしり重い、フランス製のホーロー鍋だ。
以前から「あったらなぁ」と横目で見つつ、数万円の値段に二の足を踏んでいた。だから、うれしいサプライズだった。

使ってみたら、期待を上回る美味しさだ。
野菜や肉を入れて火にかけるだけで、絶品スープができてしまう。えもいえぬ甘みとコクが引き出されて、海の塩とコショウを加えるだけで調和のとれた味になる。コンソメの素なんて必要なし。

そういえば、パリに住んでいたとき、あの家この家でご馳走になった美味しい煮込み料理は、ル・クルーゼの鍋で作られていたっけ。
ピレネー地方の農家で出してくれたジャガイモとベーコンの蒸し焼も絶品だったなぁ。
日本の食材で作るなら、炊き込みご飯や煮物も美味しくできそうだ。

暑さが過ぎて、これから秋、そして冬へと季節は移る。
この赤い鍋があれば、寒くなるのも楽しみだ。

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人は宇宙とつながっている

アンダルシアの羊飼いの少年が、ある晩夢を見る。
エジプトのピラミッドの近くに宝物があるという夢だ。
その夢の教えに従って、少年は旅に出る。

スペインから北アフリカに渡ったところで持ち金すべてをだまし取られたり、砂漠を横断する途中で部族間の戦争が勃発してオアシスに足止めをくらったり。旅には幾多の試練が待ち受けている。命を賭さねばならない危機にも何度かさらされる。
でも、運命的な少女や錬金術師との出逢いもある。そして、私たちが「虫の知らせ」とか「直感」と呼ぶようなものによって、宇宙の「大いなる魂」が示してくれることを読み取り、それに従って進むならば、道が開けていくということを、少年は理解していく。
何かを為し遂げようとする勇気と意志を持ちさえすれば、「大いなる魂」がそれを実現させようとする力を働かせ、成すべきことを示してくれるのだ。
その宇宙の仕組みを、少年の旅が教えてくれる。

パウロ・コエーリョの『アルケミスト〜夢を旅した少年』(角川文庫)。心の奥深いところに大切なものをストンと届けてくれる希有な物語だ。
普段、宇宙と人が奥深くでつながっていることを意識するなんてことはなかなかないけれど、童話風で隠喩に満ちたこの物語を読めば、宇宙の仕組みがわかる。

私が目指すべき夢とは何か。
日々の生活の中に現れているであろう「前兆」は何か。
あらためて考えてみる。
「地球上のすべての人には、その人を待っている宝物がある」のなら、私にも必ずあるはずだ。
日常を旅しながら、心に耳を傾けよう。

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